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保育園、幼稚園の選択について  実は通わせる園の質よりも家庭の質

2021年8月1日

保育園児と幼稚園児で発達に違いがあるのか、長時間預けると悪影響があるのか―。

私は基本的には保育園、幼稚園の環境で育てても、その子の能力に係る違いはないと思っています。
我が子は集団に出す以前に家庭の中で基本的な教育は施されるものであると考えます。
子どもは両親がもっている考え方、文化的嗜好、ライフスタイルの中で育ちます。その中で保育園、幼稚園にしても一定時間をその園で過ごすという意味に他ならないからです。例えばどんな集団においても生まれる仲間・・・、どの仲間に属するか・・・と言う面でも家庭環境が垣間見られるのではないでしょうか。

                                           PRESIDENT WOOMAN 引用
1980年代に入り日本の公立・私立幼稚園児、公立保育園児211人を対象に行った実験では、自立・自主性、と神経質傾向に、幼稚園児と保育園児で差があることが報告されています。保育園児は自立・自主性(自分の身の回りのことを自分でやる)が幼稚園児より低く、神経症傾向は、保育園児より幼稚園児のほうが高かったのというのです。

「保育園児は、長時間におよぶ集団生活の中で自立を促され、自分のことは自分でやるように促されています。そのため、園生活においては、自分のことをきちんと自分で行います。ところが、母親と同席する場面(実験下や家庭内等)では、その反動で母親に甘え、依存的になる傾向が出てくるのです」

つまり、その後の小学校生活や、お友達のお家に行った時などに、きちんと自分の身の回りのことを自身でできるかどうかは、幼稚園児でも保育園児でも違いはないのです。

そのほかの、自制力、攻撃性、園への適応、体質的不安定などの項目には、幼稚園児と保育園児で差は認められていません。幼稚園児や保育園児というカテゴリーで比較してみえているように感じている違いは、実はあくまで家庭環境による「個人差」なのでしょう。