行動観察について
近年の小学校受験では行動観察の分野に重点をおく小学校が増えています。
学校によってはペーパーテストの成績がトップクラスでも行動観察での得点が低く不合格になるケースもあるようです。
行動観察とは何でしょうか?
それはお子様が集団の中で、どのような振る舞いするのかを観察される試験です。
指示が理解できるか、社会性、コミュニケーション能力、協調性は身についているかどうか等をポイントに学校側の求める人材かどうかを判定されます。
家の子どもは「ペーパーは得意だが行動観察が苦手」と言うご相談も多く頂きます。
専門塾もあるようですが一朝一夕に身につく力ではありません。
ご家庭の毎日の生活の中のいろいろな場面で、受験期前の幼少期から意識をもって、社会性、協調性、コミュニケーション能力を育んでゆけるよう心がけましょう。
アフタースクールの現状
志望校選びの時にアフタースクールのない小学校を志望校から外していませんか?
もちろん、アフタースクールが無いことは共働き世帯にとって負担が大きく、志望校から外されがちです。しかし、アフタースクールの無い学校は伝統校であることも多く、それらを志望校から外すのはもったいないと考えます。
最近では、民間学童の普及が目覚ましく、学校への送迎が付帯するなど、サービスも充実しています。実際に民間学童の施設でアファースクールのない有名私立小学校の制服を着た児童を、私もしばしば見賭けております。また、アフタースクールのある私立小学校へ通学していても、習い事が充実した民間学童にも通う児童も見受けられます。つまりアフタースクールの有無に関係なく受験校を選ぶことが出来ますし、また併用も可能である状況になっています。この事から、今後も共働き世帯の負担は軽減され、このような世帯のお子様の受験者数は一層増加する傾向となるでしょう。